今回のこの記事では、期間工のメリットについて、そして期間工のデメリットについて皆様にご紹介したいと思います。
期間工は比較的誰でもなりやすく、稼ぎやすいというイメージがあるかもしれません。
しかし、メリットの裏には必ずデメリットも存在します。
そこでこの記事では、
- 期間工の5つのメリット
- 期間工の5つのデメリット
を一つずつ解説して行きたいと思います。
期間工で働こうと思っている方はメリットだけではなく、働く上でデメリットも合わせて知っておきましょう!
期間工で働く5つのメリット
結論から言いますと、期間工で働くメリットは大きく分けて5つあります。
- 期間工は採用のハードルが低い
- 未経験でも高い収入が得られる
- 寮が完備されている
- 期間工から正社員になれる可能性がある
- いい意味で人間関係が希薄
このように、期間工にはメリットがあるので、
上記5つのメリットを一つずつ解説して行きたいと思います。
未経験でも高い収入が得られる
期間工の最大のメリットかもしれませんが、
年収にして約400万~500万円ほどの年収を得ることができます。
期間工未経験でも最終学歴が中卒であっても、このような高収入を得ることができるんです。
高収入を短期間で得られるので、
- 借金返済のため1年間など短期間で働く人。
- お店を開業する為に働いてお金を貯めている人。
- 海外留学の為にお金を貯めている人。
など上記のような理由で期間工をしている人もいます。
さらに、期間工を募集している企業は大手企業ばかりなので、残業代は必ず支払ってもらえます。
僕が働いていたトヨタ自動車や日産などは、特にそこら辺はしっかりとしています。
期間工は採用のハードルが低い
期間工に関係なく、企業への就職や転職には、多くの採用条件があります。
例えば大学卒業していないとダメ。英語を話せないとダメ。など多く採用条件がありますよね。
しかし、期間工にはそのような厳しい採用条件はありません。
もちろん全く無いわけではないですが、
体が健康でしっかりと仕事をしてくれる普通の人なら、
大学や高校を卒業していなくても大丈夫ですし、英語を話さなくても大丈夫なんです。
期間工になるためには、必ず面接がありますが面接に落ちることも少ないのです。
期間従業員(期間工)かもしれませんが、
大手企業の一員として働くチャンスが誰にでもあるというメリットがありますね。
どのメーカーでも寮が完備されている
期間工として働きに来る人の多くは県外から働きに来るので、基本的には各メーカーの寮に入ることになります。
「期間工の寮は、ボロボロの寮なのか?」いいえ。そんなことはありません。
企業にもよりますが、期間工の寮も正社員の方が住んでいるような綺麗な寮のメーカーもあります。
特に日産やマツダの寮はみなさん綺麗と言いますね。
また、期間工メーカーによりますが、寮には食堂がついています。
食堂を使用すれば、食費をかなり少なく抑えるというメリットもありますね!
期間工の寮には、冷蔵庫やテレビなど完備されている企業もありますが、
生活が便利になるような物は事前に準備しないといけません。
なので、寮を豊かに過ごすためにはこちらの記事を参考にしてください。
いい意味で人間関係が希薄
仕事をする中で、人間関係などのトラブルは多くありますよね。
- 仕事でコミュニケーションを取らないといけない。
- 飲み会に参加しないといけない。
- プライベートで遊ばないといけない。
などいろいろ付き合っていかないといけない人間関係もありますが、
期間工の人間関係は意外にも希薄なんです。
期間工の仕事は基本的にライン作業。
ライン作業は一人で黙々と作業をするので、仕事中はコミュニケーションを取ることがありません。
また、期間工で働く人はお金目当ての人が多いため、人間関係を気にしている人は少ない傾向にあります。
ただし!期間工から正社員を目指している方は、正社員の方とも期間工の方とも良好な人間関係を築いた方がいいです。
その理由はこちらの記事をご覧ください。
期間工から正社員になれる可能性がある
大手企業に普通に入社、転職をしようと思った場合、かなりのスキルが求められると思います。
しかし、期間工で働いていれば「正社員登用試験」というのを受けることができ、
試験に受かったら正社員になることが出来ます。
期間工は高収入を得ることが出来るというメリットもありますが、
期間工から正社員になることが出来るというのも大きなメリットでは無いでしょうか?
もちろん全員が期間工から正社員になれるわけではありませんが、
頑張って働けば誰でも正社員になれる可能性はあります。
この記事を読んでいる方で、期間工から正社員を目指したい方は、頑張ってみてはどうでしょうか?
ちなみに、期間工から正社員になりたい方におすすめのメーカーは「トヨタ自動車」です。
その理由については、こちらの記事で解説していますのでご覧ください。
期間工の6つのデメリット
今までは、期間工のメリットをご紹介してきましたが、反対に期間工で働くデメリットについては6つあります。
- 仕事がきつい
- 契約期間が決まっている
- 急にクビになる可能性もある
- 不規則な生活になる
- スキルが身につかない
- 期間工ループから抜け出せなくなる
上記、6つのデメリットを一つずつ解説して行きます。
仕事がきつい
期間工は「大変」「きつい」など、マイナスなイメージもあるかもしれませんが、
正直なところ慣れるまで仕事はきついかもしれません。
期間工の仕事内容は、基本的にほとんどの人がライン作業で作業中は常に立ちっぱなしの肉体労働です。
どの仕事も慣れるまではきついですが、肉体労働の期間工は他の仕事に比べより大変かもしれません。
仕事がきつく一ヶ月以内に辞めてしまう人もちらほらといるのが現状です。
ですが、慣れてしまえば単純な作業の繰り返しなので、鼻歌を歌いながらでも仕事はできるようになります。
「期間工の仕事はきつい。」働く上でこれは念頭において期間工になりましょう。
「2年11ヶ月」という契約期間が決まっている
期間工の契約期間は、最長でも「2年11ヶ月」という契約期間が決まっています。
つまり、期間工として入社してもその企業で何年も何十年も働く事ができません。
2年11ヶ月という期間を過ぎてしまうと、
どれだけ期間工として優秀な功績をあげていても自動的に契約が終わってしまうのです。
また契約期間だけではなくもう一つのデメリットがあり、
契約期間を満了したら、すぐに同じメーカーで期間工として働く事ができません。
そのメーカーを退職してから半年間の期間を空けないと、
また同じ企業では働けないという決まりがあります。
(※同じ企業でなければ半年間の期間を空ける必要はありません)
期間工は、
- 期間工として働ける期間が決まっている
- 退職してから同じ企業で働くには半年空ける必要がある
やはり働くには安定していたい気持ちが少なからずあると思いますが、「期間工=期間従業員」の名前の通り、
ずっと同じ企業に勤める事ができないデメリットがあります。
同じ企業で働き続けたいなら、期間工から正社員になりましょう。
急にクビになる可能性もある
期間工はクビになることは無いと思っている方もいるとは思いますが、
実は、期間工でもクビになることがあります。
クビになるような要因は様々ですが、
例えば、仕事ができない方。遅刻突発休みが多い方。などの理由でクビになる期間工もいます。
また、その人に問題がなくても社会情勢や会社の経営状況によってはクビになることもあります。
期間工でクビになる人の特徴は、こちらの記事でまとめています。
早朝勤務や夜勤勤務があるため不規則な生活になる
メーカーで期間工として働くにあたっての一つのデメリットが、勤務形態に夜勤や早朝の勤務があるということです。
例えば、トヨタ自動車の期間工の勤務形態を例にしてみると、
- 連続2交替制勤務
- 連続3交替制勤務
- 常昼勤務
などの勤務体制があるのですが、
早朝から出勤し夕方まで働き、次の1週間は夕方から出勤し深夜まで働く。
このような流れを1週間おきに繰り返し、生活のリズムが変わってしまうので、
体調管理が難しく体調が崩れやすいなどのデメリットがあります。
この生活リズムも慣れてしまえばある程度は大丈夫になりますが、慣れるまでがとても大変。
スキルが身に付かない
期間工として別のメーカー、もしくは、同じ企業で働く場合なら期間工のスキルが役に立つ場合もあるでしょうが、
期間工で働いた時に培ったスキルを他業種で活かすことはできないと言ってもいいでしょう。
期間工の仕事内容はライン作業で単調な仕事です。
同じ作業をずっとするために、転職などで他の職業に役に立つスキルは、
なかなか身に付かないのが、期間工としてのデメリットの1つともいえるでしょう。
期間工ループから抜け出せなくなる
期間工をやっているとよくある現象が「期間工ループ」です。
期間工ループとは、契約期間が満了し、また期間工として働くことを繰り返すことを言います。
期間工ループが悪いとはいいませんが、
将来的なことを考えた時に、期間工を何回も何回もループをしていていいのか?
個人的には、まったくもってオススメしてません。
期間工ループをオススメしていない理由としては、
- 身体に無理がくる
- 採用されなくなる時がくる
- 転職しよと思った時に出来ない
上記のような理由があります。
詳しい理由を知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
【まとめ】メリットもデメリットもあるのが期間工
今回ご紹介した、期間工のメリット・デメリットはお分かりいただけたでしょうか?
最後に今回のおさらいをしておきましょう。
- 期間工は採用のハードルが低い
- 未経験でも高い収入が得られる
- 寮が完備されている
- 期間工から正社員になれる可能性がある
- いい意味で人間関係が希薄
- 仕事がきつい
- 契約期間が決まっている
- 急にクビになる可能性もある
- 不規則な生活になる
- スキルが身につかない
- 期間工ループから抜け出せなくなる
上記のような、メリット・デメリットがありますが、
トータル的に期間工について考えてみたらメリットの方が多いのでは無いでしょうか?
皆さんも期間工になる前はしっかりと調べて、
メリットやデメリットを理解した上で期間工に応募しましょう!
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