この記事では「前科があっても期間工として働くことができるのか」について解説したいと思います。
- 期間工は前科があっても働けるのか?
- 前科あっても期間工として働ける理由
- 期間工以外にも前科があっても働ける職業とは
- 前科があることがバレたらどうなるのか
このような悩みを解決できる記事を書きました!
現在は広告代理店で働きながら期間工で働いていた経験を活かし、期間工情報を発信しています。
>> さらに詳しいプロフィールはこちら
期間工は短期間で高収入を得ることができ、なおかつ、頑張り次第で大手企業の正社員にもなることもできる職業です。
期間工になりたい!そんな人の中には、以前に過ちを犯してしまい「前科」を持っている人もいるかもしれません。
そこでこの記事では、何かしらの理由で前科を持っている人でも期間工になる事ができるのかについて、詳しく解説していきます。
期間工は前科持ちでも働くことができる
結論からお伝えしますと、前科を持っている人でも期間工として働くことはできます。
前科がある人は、誰かにペラペラと「前科があってさ〜」と言いふらす人は少ないと思いますが、長年期間工として働いていた中で前科持ちの期間工と出会ったこともあります。
なので、知られていないだけでもしかしたら前科持ちの期間工がたくさんいるかもしれません。
ではなぜ、前科持ちの人が期間工になることができるのかを解説いたします。
前科持ちが期間工になれる4つの理由
前科があっても期間工になる事ができる理由として4つのあります。
- 期間工は学歴や職歴が関係ないため
- 執行猶予中なら面接で申告する義務はないため
- 懲役・禁錮刑の前科があっても10年経てば面接で申告する義務はないため
- 罰金刑以下の前科があっても5年経てば面接で申告する義務はないため
上記のような理由があるので1つづつ解説していきます。
期間工は学歴や職歴が関係ない
期間工は学歴や職歴が一切関係ない職業と言ってもいいでしょう。
こちらの記事「ニートから期間工はハードルが高い!?どれくらいの人がニートから期間工になるっているのか」でも触れましたが、職歴に大きな空白があっても期間工になれますし、中卒であろうと高卒であろうと期間工になることができます。
つまり、前科を持ってしまい職歴に空白があったとしても面接でその期間について詳しく聞かれることもないですし、調べられることもありません。
執行猶予中なら面接で申告する義務はない
執行猶予中の人なら面接で申告する義務はないため、隠せば期間工になることができます。
そもそも執行猶予とは、
判決で刑を言い渡すにあたり、被告の犯情を考慮して、一定の期間(執行猶予期間)法令の定めるところにより刑事事件を起こさず無事に経過したときは刑罰権を消滅させる制度。
引用元:Wikipedia
また、日本の法律にはこのようなことも記載があります。
三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金の言渡しを受けたときは、情状により、裁判が確定した日から一年以上五年以下の期間、その刑の全部の執行を猶予することができる。
引用元:刑法 | e-Gov法令検索
つまりどういうことかと言うと、執行猶予中は懲役や禁錮を受けることなく、一般社会での生活を許されるという法律です。
また執行猶予の場合は、前科が付かないため履歴書の賞罰欄に記載する義務もありません。
※履歴書の賞罰欄に関してはこちらの記事を参考にしてください。
そのため、執行猶予中でも面接で申告する義務はなく、期間工になることができます。
懲役・禁錮刑の前科があっても10年経てば面接で申告する義務はない
懲役・禁錮刑の前科があっても刑期を終えてから10年経っていれば、面接で申告する義務はないので期間工になることができます。
日本の法律にもこのように記載があります。
禁錮以上の刑の執行を終わり又はその執行の免除を得た者が罰金以上の刑に処せられないで十年を経過したときは、刑の言渡しは、効力を失う。
引用元:刑法 | e-Gov法令検索
つまり、懲役や禁錮刑を受けていたとしても、10年経てば履歴書の賞罰欄に書く必要がなくなり、面接での申告義務もないため期間工になることができます。
罰金刑以下の前科があっても5年経てば面接で申告する義務はない
罰金刑以下の前科があっても刑期を終えてから5年経っていれば、面接で申告する義務はないので期間工になることができます。
日本の法律にもこのように記載があります。
罰金以下の刑の執行を終わり又はその執行の免除を得た者が罰金以上の刑に処せられないで五年を経過したときも、同様とする。
引用元:刑法 | e-Gov法令検索
懲役や禁錮刑とは違い罰金以下の刑を受けていた場合、5年経てば履歴書の賞罰欄に書く必要がなくなり、面接での申告義務もなくなります。
もちろん何かしらの前科の効力が効いている間は、履歴書の賞罰欄に記載する必要があるため面接には受からないかもしれません。
しかし、前科持ちでも前科の効力が切れたら期間工にだってなれますし、期間工以外の職業にも就くことができます。
期間工の面接で前科持ちということがバレたら絶対に落ちる
前科持ちでも先程ご紹介した理由の中に当てはまれば期間工になることができます。
しかし、何かの拍子で面接中に「前科」があることがバレてしまったら、期間工の面接には100%落ちてしまいます。
前科の効力は5~10年の範囲で無くなるとお伝えましたが、もちろん犯罪を犯してしまった事実と前科があった事実は消えることはありません。
期間工メーカーには毎日たくさんの人から応募が来ているのに、わざわざ前科持ちの人を雇うメリットもないからです。
また、前科持ちということを隠して期間工になれたとしても前科持ちという事が上司や会社に知られてしまっては期間工をクビになることもあります。
前科持ちということがバレること以外にも、期間工をクビになることがありますので気をつけましょう。
期間工以外に前科があっても働ける職業
期間工以外にも前科があっても働ける職業をご紹介します。
建設業
建設業界では人手不足が深刻であり、過去の経歴よりもスキルややる気を重視する企業が多いです。
また、資格を取得すればキャリアアップも可能で、前科の有無が採用基準に大きく影響しない場合があります。
飲食業
飲食業界も人手不足が課題となっており、未経験者や経歴にハンディキャップのある人でも歓迎されることが多いです。
アルバイトや契約社員から始めることも可能で、働きながら実績を積むことで信頼を得られる職場が多いのが特徴です。
清掃業
清掃業務はスキルや資格が不要な場合が多く、個人で完結する作業も多いため、過去の経歴よりも真面目に業務をこなす姿勢が評価されます。
定期的な求人があり、採用されやすい職種の一つになります。
倉庫作業員・物流業
倉庫作業や物流業界は、学歴や職歴よりも体力や作業効率を重視します。
単純作業が中心となるため、前科があっても雇用されやすい職種の一つです。
派遣社員や契約社員として始めることもできます。
農業・漁業
自然環境の中での作業が中心で、過去の経歴があまり問われないことが多い職種です。
地域や組合によって支援制度が整っている場合もあり、漁業などは高収入が望めるでしょう。
まとめ
今回は「前科があっても期間工として働くことができるのか」についてご紹介しました。
最後に今回の内容をおさらいしましょう。
- 前科持ちでも期間工になれる
- 前科持ちでも期間工になれる4つの理由
1.期間工は学歴や職歴が関係ないため
2.執行猶予中なら面接で申告する義務はないため
3.懲役・禁錮刑の前科があっても10年経てば面接で申告する義務はないため
4.罰金刑以下の前科があっても5年経てば面接で申告する義務はないため - 面接で前科持ちということがバレたら絶対に落ちる
- 期間工以外にも前科があっても働ける職業はいっぱいある
前科を持っていたとしても期間工として働くこともできますし、期間工以外の職業でも働くことができます。
前科があるから働く職業がない。と思っている方は視野を広げて多くの職業を探してみてください。
大手メーカーの期間工に応募するならアウトソーシングが運営する「期間工.jp」がおすすめ!
『入社までの徹底サポート』や、今だけ『各メーカーで入社祝い金数十万円』がもらえる!
コメント