今回は「トヨタ期間工の受け入れ教育から配属までの流れ」を体験談を交えながら解説していこうと思います。
- トヨタ期間工の受け入れ教育について
- 1日目から4日目までの受け入れ教育の内容について
トヨタ期間工では面接で合格し入社すると、工場で実際に働くまで4日間で「受け入れ教育」というのが存在します。
つまり、トヨタ期間工の面接に合格してからといって、直ぐに工場で働けるという訳ではありません。
そこで、受け入れ教育ではどのようなことをするのかを実体験を交えて解説していきたいと思います。
トヨタ期間工の受け入れ教育とは
トヨタ期間工の面接を受けて合格すると、郵送で合格通知とトヨタ期間工の受け入れ教育の詳細が送られてきます。
受け入れ教育の期間は全部で4日間行われ、場所はトヨタ自動車の寮で行われます。
受け入れ教育の内容を簡単に説明すると、
- 座学
- 健康診断
- 従業員証の作成
- 会社、工場の説明
- 書類や健康保険などの記入
この受け入れ教育の期間でも、給料が発生しており日給が付いています。
ここで1つ気を付けて欲しいのは、受け入れ教育の期間中はトヨタ期間工として正式な採用ではないということ。
何が言いたいかと言いますと、この受け入れ教育期間中に不採用になってしまう人がいるという事です。
受け入れ教育期間中に不採用になってしまうことについては後ほど解説していきます。
トヨタ期間工の受け入れ教育4日間を徹底解説
当サイトの運営者でもあり現役トヨタ期間工の私が、実際に体験した4日間の受け入れ教育の流れを詳しく解説していきます。
前日(日曜日)
先ほど受け入れ教育は4日間と言いましたが、受け入れ教育が始まる前日の日曜日にトヨタ自動車の寮に行かなければなりません。
集合時間は13時~16時くらいです。
寮の駐車場はまだ使うことができないので、寮までは電車やバスで行かなければなりません。
トヨタ期間工の寮の最寄駅からは、指定時間に無料のシャトルバスが出ているため公共機関で行くことも可能です。
もし愛知県内に住んでいる方で、自宅通勤をしたいと思っている人でも、受け入れ教育期間の4日間は寮に入寮しなければいけません。
- 13時~16時の間に寮に到着する
- 寮の説明(食堂や浴場など)
- 部屋の鍵を貰う
- 翌日の受け入れ教育の説明
- 事務所で荷物の受け取り
- 夕飯
この日は、特に何かする訳ではなく、受け入れ教育の準備のための日になります。
注意点として、翌日の受け入れ教育1日目で健康診断を行いますので、夕食は食べ過ぎず21時以降は飲食が禁止されます。
夕食は食べ過ぎず21時以降は飲食が禁止されることは絶対に守って下さい!!
1日目(月曜日)
トヨタ期間工の受け入れ教育1日目はこのような流れで行われます。
- 8時30分に出勤
- 健康診断
- 書類記入
- 作業服のサイズ確認
- 従業員証の写真撮影
- 17時30分終業
この日は8時30分に受け入れ教育が行われている会場(寮内のとある部屋)にいきます。
健康診断があるため、この日は朝食も食べてはいけません。
なぜ先ほどから健康診断があるから食事を摂ってはいけないと強く言っているのかというと、トヨタ期間工の受け入れ教育で採用取り消しになってしまう一番の理由がこの「健康診断」だからです。
健康診断の内容はこちらの記事に詳しく書きましたので、受け入れ教育期間に落ちたくない方はご覧ください。
この日の受け入れ教育は健康診断がメインになってきます。
2日目(火曜日)
トヨタ期間工の受け入れ教育2日目はこのような流れで行われます。
- 8時30分出勤
- 書類記入
- 健康診断の結果発表
- 17時30分終業
2日目はの出勤時間は変わらずの8時30分からです。
この日は、健康保険や年金などなどの、トヨタ期間工として働く上で必要な書類の記入を行います。
とにかく書くことが多く眠たくなってしまうので、寝ないように気をつけましょう。
この2日目の受け入れ教育も重要で、この日に健康診断の結果が発表されます。
健康診断で異常があった人は、書類をみんなで記入している間に正社員の方から、後ろから肩を叩かれます。
つまり、後ろから肩を叩かれた人はトヨタ期間工として働くことが出来ないということです。
私の時は、50人くらいの人がいて3人途中で肩を叩かれて消えてしまいました。
この日は書類記入がメインの1日で持ち物に印鑑がいるのですが、忘れている人が多かったので忘れないように気を付けましょう。
3日目(水曜日)
トヨタ期間工の受け入れ教育3日目はこのような流れで行われます。
- 8時30分出勤
- 書類確認
- 工場の説明
- 田原工場の配属先発表
- 田原工場の配属先の人は移動工場
- 田原以外の工場配属先の発表
- 17時30分終業
今までの受け入れ教育中に提出した書類に不備があった人は、この日に書き直させられます。
また、実際に工場で働いている人が来て工場での仕事の説明をしてくれます。
受け入れ教育にきてくれる工場で働いている人も、役職は工長(課長)クラスだと思うので実際にライン作業はしていないと思いますが。
この日のお昼に田原工場へ勤務する人の発表&田原市に移動があります。
ちなみに田原工場というのは愛知県の端にあるため、豊田市からだと高速を使っても1時間30分くらいかかる場所にあります。
そのため、皆さんこの田原工場の配属は嫌がります。
- 田原工場付近には何もない
- 期間工の寮の近くにも何もない
- 遊びに行くには豊橋市まで行かないといけない
- 田原工場がある豊橋市も特に何もない
- 名古屋市まで遠すぎる
- 田舎すぎる
大げさに言っているのでは無くて、田原には本当に何もありません。(田原に住んでいる人申し訳ございません。)
気になる方は田原工場の場所をグーグルマップのストリートビュー見てみて下さい。
田原工場に配属先が決まった方は、他の工場に配属される人よりも1日早く寮に移動します。
1日早く移動する理由も単純に遠いからだそうです。
4日目(木曜日)
トヨタ期間工の受け入れ教育4日目はこのような流れで行われます。
- 8時30分出勤
- 各配属先の工場に移動
- 工場で受け入れ教育
- 17時30分終業
- 寮に行き入寮の手続き
4日間の受け入れ教育の最終日です。
最終日は、全員の配属先工場が発表され近くの寮に転寮します。
これで、受け入れ教育の会場に戻ることもありませんし、配属先が違う工場の人とはもう関わる機会も無くなるでしょう。
配属先の工場に移動すると、工場で1日受け入れ教育が行われます。
工場での受け入れ教育が終わると配属先の寮で入寮手続きをし、ようやく次の日(金曜日)から工場で勤務が始まります。
これで、受け入れ教育全ての日程が終了しました。
次の日からは、1直(早番)か2直(遅番)のどちらかの出勤時間になりますので気をつけて下さいね。
まとめ
今回は「トヨタ期間工の受け入れ教育」について解説していきました。
最後にもう一度おさらいをしておきましょう。
- トヨタ期間工は働く前に「受け入れ教育」を行う
- 受け入れ教育は4日間
- 受け入れ教育中に採用が取り消される人もいる
- 受け入れ教育で自分の配属先工場が発表される
トヨタ期間工の受け入れ教育で一番重要なのが「健康診断」です。
この受け入れ教育期間中に不採用になってしまう人もいますので、体調管理はしっかりとしておきましょう。
トヨタ期間工に応募するならアウトソーシングが運営する「期間工.jp」がおすすめ!
『入社までの徹底サポート』や、今だけ『各メーカーで入社祝い金数十万円』がもらえる!
コメント